お祝いの定番
胡蝶蘭は新築祝いや開店祝いなどに贈る定番の花としてよく知られており、実際にもらったり贈ったりしたことがある人も多いのではないでしょうか。胡蝶とは蝶を題材とした舞、という意味があり、胡蝶蘭とは蝶が舞ったように見える蘭、といった意味になります。その名のとおり、一つ一つの花が大きく、蝶のように優美な姿をしているため非常に華やかで、その優美な姿は誰にでも好まれますし、縁起の良い花ということもあってお祝いによく使われる花になります。また、花の中でもかなり高価な花になりますので、それだけで十分にお祝いの気持ちが伝わるというのも贈答用に使われる要因でしょう。
原産はアジアの亜熱帯地域
胡蝶蘭の原産地は、フィリピンやインドネシア、タイなど、アジアの亜熱帯地域になります。そのため暑さに強く、寒さには弱い植物です。自然に育てると、4月から6月頃に花をつけますが、温室で1年中育成できるため、あまり季節を意識する人は少ないかもしれません。一般的にはお祝いなどでいただく場合は満開の状態で届きますが、その後きちんとお世話をすると、自宅でも花をつけます。夏場はしっかり水をやる必要がありますが、冬はほとんど成長しないため、水もあまり必要ありません。
色や大きさも豊富
もっともよく見かけるのは、大ぶりの白い胡蝶蘭ですが、胡蝶蘭は意外と種類の豊富な花で、色も紫やピンク、黄色など多彩ですし、小さめの花が多めに咲くミニ胡蝶蘭なども人気があります。咲き始めると3か月ほど咲いているのでインテリアにも良いですし、濃いめの色の胡蝶蘭も素敵です。鉢植えのイメージがある胡蝶蘭ですが、切り花にしても長持ちする花で、毎日水を替えていれば1ヵ月以上は楽しむことができます。
胡蝶蘭の花言葉は
胡蝶蘭の花言葉は、あなたを愛します、幸福が飛んで来る、というものです。贈り物に使われる胡蝶蘭にはぴったりの言葉ですね。
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