鉢植えが一般的
シクラメンは、サクラソウ科、シクラメン属の花で、鉢植えにして楽しむことの多い人気の花です。地中海沿岸から東アジアにかけて数十種類が分布しており、日本で鉢植えとして楽しまれているのは、その中の一品種です。塊根が丸い形をしていることから、ギリシャ語のkiklos(円)とう言葉が語源になっていると言われています。茎の根元に葉が集まっており、そこからまっすぐ伸びた茎の先に花が咲きますが、その花も5枚の花びらが強く反り返ったような独特の形をしています。花を楽しめる期間が長く、初頭から春先まで咲いています。色も華やかなので観賞用に室内に飾られることが多い花です。開花時期が冬であることから、寒さに強いと思われがちですが、実際にはそれほど強いわけではありません。霜があたると枯れてしまいますし、確かに暑いのは苦手で、温かいところに置いていただけでもグッタリしてしまうので、適当な温度のところに置いてやる必要があります。
シクラメンの選び方
シクラメンは、葉の数と花の数が同じになるのが特徴です。葉っぱ一枚につき花が一輪咲くことになりますから、花がたくさん咲くものを選ぶためには、葉の多いものを選ぶようにしましょう。葉が大きいからといって花が大きいわけではありませんから、大きさで選ぶことはありません。葉の大きさよりも、葉の数と元気な葉かどうかをチェックするようにしましょう。
シクラメンの花言葉は
シクラメンの花言葉は、内気、はにかみです。下向きに咲くシクラメンが恥じらっているように見えるのがその由来です。本当は雨から花粉を守るために下を向くのですがそういわれてみるとシクラメンがはにかんでいるように見えるからおもしろいものです。
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