お正月の主役のフクジュソウ、西洋では意外な一面も

フクジュソウ 福寿草

フクジュソウとはどんな花?

フクジュソウは日本では北海道から九州の山林に分布する花であり、開花時期は3月から4月で、3cm〜4cmの黄色い花を咲かせます。日本では幸福を招く縁起の良い花として、お正月の縁起物として親しまれています。

この花は日光の影響を強く受け、太陽が出ているときは花が咲きますが、太陽が陰ってしまうとしぼんでしまいます。

フクジュソウの名前の由来は、フクジュソウが旧正月【2月半ば】に花をつけるため、めでたい正月を祝う花として、幸福と長寿を招くという意味の「福寿」という名前がつけられました。しかしこのころすでにフクジュソウの品種改良が進んでおり、その時期になっていたようで、野生のフクジュソウは3月頃にならないと花が咲かせません。

フクジュソウの花言葉とそれに込めた思いには

フクジュソウの花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」「悲しい思い出」です。最初の「幸せを招く」というのは、フクジュソウが古くから正月の縁起物として、幸福と長寿を招く花であると親しまれてきたことに由来します。お正月には、ナンテンと一緒に飾ることで、難転=災い転じて、福寿草【福となす】という意味にしていたようです。2つ目の「永久の幸福」というのも、正月に長寿を祈ったことに由来しています。

さて最後の「悲しい思い出」ですが、これはフクジュソウの英語名「アドニス」に由来します。アドニスとはギリシア神話にでてくる人物で、女神ヴィーナスにお気に入りでしたが、ある時狩りにでかけた山で猪に一突きにされ、死んでしまいました。この時のアドニスの血がフクジュソウの色になったと言われています。なお西洋のフクジュソウは日本と違い、赤い花を咲かせます。

フクジュソウの薬としての効果

フクジュソウの根や茎を干したものは、心臓の薬としてジギタリスの代わりにも使われますが、容量を守らないと逆に身体の毒になり、死に至ることがあります。
目安としては体重50キロの人であれば、35mg、体重70キロに人であれば49mgです。

フクジュソウの誤食にご用心

フクジュソウの芽は一見するとフキノトウやヨモギのように見えることから、誤食してしまいやすい植物であるといえます。仮に致死量以上を摂取してしまうと、激しい腹痛や嘔吐を起こし数時間以内に死亡するという大変強力な毒性をもっておりますので、くれぐれもご注意ください。

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