シンビジウムはどんな花?名前の由来は?
シンビジウムは東南アジアが原産のランの仲間で、カトレア、パフィオぺディルム。デンドロビウムとともに、「4大洋ラン」と言われています。花が咲く時期は12月~4月であり、赤、白、黄色、オレンジなど様々な色の花を咲かせます。
日本には1859年、グラバー園で有名な、トーマスグラバーによって伝えられました。花の名前のはギリシア語の「舟の形」という言葉に由来し、シンビジウムの花の形が、船底に似ていることから名付けられたといいます。
シンビジウムの花言葉と祖茂由来
シンビジウムの全体の花言葉は「飾らない心」「素朴」「高貴な美人」「華やかな恋」です。「飾らない心」「素朴」というのは、シンビジウムの花が優しい色合いが多く、それが特に飾らなくとも、内側から出てくる魅力ある花であることからつけられました。次の「高貴な美人」というのは、シンビジウムが素朴な中にある優美さが、まるで家の中で大切に育てられた令嬢のようだという意味でつけられたようです。最後の「華やかな恋」もシンビジウムが落ち着いたなかでも、華やかさと上品さを兼ね備えた花であることからこの花言葉があてられたようです。
シンビジウムは贈り物にピッタリな花?
シンビジウムは極端に自己主張が強い花でもなく、落ち着いた色合いであるため、お店や家に置いてもそんなに目立つことはありません。またシンビジウムは花の寿命が長く、また寒さにも強いため頂いた花を途中で枯らすということはほとんどありません。もし相手に、「ささやかなお祝いの気持ちを伝えたい」というのであれば、シンビジウムを贈ってみるのも良いと思います。
シンビジウムの品種名が特徴的?
シンビジウムの品種名はその可愛らしい姿から、アニメのキャラクター名がついたものもあります。例えば「あんみつ姫」という品種は大型のシンビジウムで、柔らかいピンクと白の模様が綺麗であり、贈り物用に大変人気があります。また「キューティーハニー」という品種はピンクの花びらを持ち、直立性で葉姿も良いということで、若い女性に喜ばれているそうです。ぜひ花屋でみかけたらチェックしてみてください。
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