中南米に原生する花
ランタナは、中南米に原生する花で、クマツヅラ科シチヘンゲ属に分類されます。シチヘンゲとは七変化のことで「ころころと変わる」という意味ですが、ランタナはその言葉にピッタリな姿をしているのが特徴的です。この花は夏から秋にかけて全盛期をもう帰るのが特徴で、花の色にはピンクや赤、黄色、白、紫など多種多様です。小さな小鼻がたくさん集まって花群を形成しているのですが、ランタナの特徴は花の色が多種多様という点です。つまり、1つの茎からピンク色の花や黄色の花、白、紫など複数の色の花が咲くため、全体的にみるととてもカラフルで魅力的な雰囲気を楽しむことができます。そうした姿が花名や花言葉の由来にもなっていて、七変化と呼ばれる所以といえるでしょう。ただし、ランタナは半球形に花群を形成しますが、外側から内側に向かって花の色が変わるという特徴があり、花が開花する際には外側から内側に向かって少しずつ花の色を変えながら先進んでいきます。
花言葉は「心変わり」「協力」「合意」
ランタナの花言葉には、「心変わり」「協力」「合意」などがあります。一見するとあまり共通点が無いような花言葉ですが、これらはすべてランタナの特徴と大きな関係があります。まず「心変わり」というものは、この花が咲く際、外側から内側に向かって先へ進んでいくわけですが、内側に向かって少し実や花の色が変わるため、その部分が「心変わり」という花言葉の由来となっているようです。また、「合意」に関しては、一つ一つの花が咲きながら半球形に集まって花群を形成していくその様子が、まるで合意しているかのように見えるという特徴に由来しているようです。
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