まっすぐに伸びる姿が「燃える思い」のリアトリス

リアトリスの花

アメリカ原産の多年草

キク科ユリアザミ属に分類されているリアトリスは、北アメリカを原産地とする多年草で、5月から8月の初夏から夏にかけて白や薄紫、紫色の花を咲かせます。綿帽子のようにふわふわとした雰囲気とは裏腹に、扁平な茎はなんと背丈が180センチ程度にまで成長するのが特徴です。森林や草原などに自生できる花種で、小さな花が固まって策玉咲タイプと、棒状に花を咲かせるタイプとに大きく分類することができます。日本にはもともと自生していない外来種でしたが、大正時代に入って来てからは草原などに自生しています。

苦境に負けずに・・・

リアトリスの花言葉には「燃える思い」「長すぎた恋愛」「向上心」「説得力」など様々なものがあります。背丈が大人の男性と同じもしくはそれ以上に成長する様子が「ずいぶん長く伸びるものだ」という印象を人々に与え、それが「向上心」や「長すぎた恋愛」という花言葉に結び付いているのではないかと考えられています。また、太陽がサンサンと照りつける暑い時期に全盛期を迎えるため、その事がどんな環境や状況の中でも自分の気持ちに正直に前向きに進み続ける「燃える思い」という花言葉につながっています。リアトリスの花言葉は全般的に「苦境に負けずに愛を貫く」という花言葉があるようですね。

花言葉の由来

背丈が高いので、花束やブーケなどに活用することは難しい花ですが、草原や森林などではまるで草の上に広げたカーペットのような彩を添えてくれるので、見る人の目を楽しませてくれる花種です。天に向かって真っすぐに伸びる姿から、メヤリとか英語名ではブレージングスター呼ばれることもありますが、どちらもまっすぐに突き進む「燃える思い」という花言葉につながっています。

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