ハーブとして有名なカモミール

カモミール

カミツレとも呼ばれる

カモミールは、キク科の一年草で日本ではカミツレとも呼ばれる花です。黄色い中央部に白い花びらが可憐なカモミールは、ハーブとしても良く使われます。名前の由来は、ギリシャ語で大地のりんご、という意味を持つ、カマイメーロンという言葉が変化したものです。カモミールには、りんごに似た香りがあると言われており、そのために大地のりんごと呼ばれたのでしょう。和名のカミツレは、オランダ語でカモミールをカーミレというのですが、その綴りが変化したものだと言われています。ヨーロッパから西アジアにかけて広く分布する花です、

ハーブとしても有名

カモミールは、花としても知られていますが、ハーブとして利用したことがあるという人も多いのではないでしょうか。カモミールを使ったカモミールティには、胃腸の調子を整えたり消化を促進する作用があるため、食べ過ぎて胃の調子が悪い時や、ストレスで下痢が続くときなどにもおすすめです。また、リラックス効果があるので、イライラするときや、不眠で困っているときにも良いでしょう。さらに、ホルモンバランスを整えることで、生理痛や生理不順を改善したり、冷え症を緩和させることも期待できます。そのほか、カモミールには抗炎症作用があるので、カモミールティを染み込ませた湿布を患部に当てることで、傷や湿疹の改善も期待できます。

ガーデニングにも

カモミールは、種や苗から栽培することもできます。黄色と白のコントラストが可憐な花は、ナチュラルなイメージの庭園にはぴったりですし、リンゴのような甘い香りも素敵です。花を楽しんだら摘み取って、カモミールティを作ったり、ポプリにするのもおすすめです。

カモミールの花言葉

カモミールの花言葉は、苦難に耐えるです。カモミールは丈夫な花で、寒くても踏まれても逞しく育つことがその由来となっています。

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