春の訪れを伝えてくれるレンギョウ(連翹)

レンギョウの花 連翹

原産地の花名がそのまま日本へ

レンギョウは4月に最盛期を迎える早春の花で、これまで雪に覆われていて寒かった冬が終わり、希望と期待に満ち溢れた春の到来を教えてくれる花です。もともとは中国を原産地とするモクセイ科レンギョウ属に分類される植物で、レンギョウという花名は原産地である中国で名づけられた連翹(れんぎょう)とそのまま日本語に表記したものだったようですが、厳密には中国における連翹はレンギョウのことではなく、オトギリソウやトモエソウのことを指しているのだとか。

英語名は全く別物

ちなみにレンギョウは、英語名ではフォーサイシアと呼ばれています。これはイギリスの王立植物園に長く勤務していた園芸課のウィリアム・フォーサイシア氏にちなんだもので、漢名の連翹とは直接的な関係があるわけではありません。

花言葉は「期待」「希望」

レンギョウの花言葉は、「期待」「希望」です。これは、この花が開花する時期ととても大きな関係があり、それまで長かった冬がようやく終わりを告げて、植物にとっても動物にとっても嬉しい春の訪れを示す植物として、希望や期待を言う花言葉がつけられました。レンギョウは黄色い花をつけますが、黄色という色には元気を与える作用があったり、前向きでやる気を起こしてくれる作用があることが分かっています。そうした花の色と開花する時期とがちょうど春の到来を知らせてくれる点がレンギョウが持つ雰囲気とコラボして、「期待」とか「希望」という花言葉となったのかもしれませんね。確かに早春にレンギョウの鮮やかな黄色い花が小枝いっぱいに咲いているのを見ると、元気やエネルギーがみなぎるという人はとても多く、まさに春の訪れを例えた花種と言っても過言ではないでしょう。

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