ハーブとしての効能が高い品種
古代から薬効が注目されてきたローズマリーは、ハーブの代表的な品種としても知られています。独特の香りにはアンチエイジング作用や記憶力を高めてくれる作用などがありますし、抗酸化作用や活性酸素を取り除く働きがあるポリフェノールを多く含んでいて、花粉症の予防や症状軽減効果も期待できます。もともとは地中海沿岸に原生していたシソ科の常緑低木で、高さは品種によって20センチ程度のものもあれば2メートルと大きく成長するものまで多種多様です。
ローズマリーという名前の由来
ローズマリーという花名の由来ですが、もともとはラテン語で海を表す「マリウス」という言葉と、露とか雫を表す「ロス」という言葉に由来しています。地中海沿岸に自生していた植物ならではのネーミングと言えますね。
花言葉は「追憶」「思い出」「静かな力強さ」
ローズマリーが持つ花言葉には、「追憶」「記憶」「静かな力強さ」などがあります。これらはローズマリーが持つ薬効と大きな関係があり、アロマテラピーとしてローズマリーを使うことによって、老化を防止して記憶力を改善したり、体内の活性酸素を取り除いてアンチエイジング作用が期待できることから、このような花言葉が付いたと考えられています。現在でもこの植物が持つ薬効は広く活用されていて、漢方の生薬やアロマテラピーなどに用いられています。
こんな伝説も・・・
この植物に関する伝説もあります。ローズマリーは地中海沿岸国の一つであるスペインにも多く自生していますが、スペインでは聖母マリア様が幼いキリストの衣類をローズマリーの花の上に広げたところ、もともとは白い花だったローズマリーの花びらがキリストの衣類と同じ青色に変わったという伝説があり、現在でも語り継がれています。
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