ラークスパーの花の特徴と名前の由来
ラークスパーは、キンポウケ科ヒエンソウ属の一年草で、日本では別名、「チドリソウ」「ヒエンソウ」などと呼ばれます。原産は南ヨーロッパから北アフリカであり、5月~6月の初夏の時期に、紫や白の花を咲かせるのが特徴です。
花の姿が、デルフィニウムに似ており、混同しがちですが、実は見分け方が存在します。それは後程書いていくことにします。
ラークスパーには和名で「チドリソウ」「ヒエンソウ」という別名が存在します。まずラークスパーの名前は、ひばりを意味する「ラーク」と、「蹴り爪」が合わさったものです。
次の「チドリソウ」は、花の後ろの突き出た部分が、「千鳥」つまりひばりに似ていることから名付けられました。
最後のヒエンソウですが、こちらは花の形が、飛んでいる燕のようであるから、その名がついたそうです。
ラークスパーの花言葉とその由来
ラークスパーの花言葉は「陽気」「自由気ままな暮らし」「野原の喜び」などがあります。
まず「陽気」「自由気ままな暮らし」という花言葉は、ラークスパーの花が鳥の蹴り爪のように見えることに由来し、鳥のように自由に行きたいところに行けるというイメージから、このような花言葉になったようです。
次の「野原の喜び」ですが、こちらはラークスパーの花がひばりのように見えることから、「春の麦畑や草原をひばりが、空高くさえずりながら飛ぶ」というイメージからこのような花言葉になったようです。
ラークスパーとデルフィ二ウムの見分け方
ラークスパーとデルフィ二ウムは、よく似ているため、花屋さんにいってもなかなか見分けがつきません。そこでここでは、ラークスパーとデルフィ二ウムの見分け方について書いていきます。
まず決定的な違いは、ラークスパーは一年草であるのに対し、デルフィ二ウムは冬になっても枯れず、根を地に埋めて越冬する多年草であることです。
次に葉っぱですが、こちらはラークスパーがコスモスのように、細かく裂けたような形なのに対し、デルフィニウムは上は細かい葉っぱなのですが、下は大きなカエデのような形をしています。
最後に花ですが、ラークスパーは小さく控えめでまとまって、咲くのに対し、デルフィニウムは花がイルカのようであり存在感があります。ぜひ見分けるときの参考にしてくださいね。
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