種類が豊富
ゼラニウムは南アフリカ原産の種類になりますが、その品種は数百種類にもおよび、花の大きさや色などにもいろいろ違いがあると言われています。通年で花を楽しめるものも多く、品種を選べば真夏や真冬以外は花を楽しむことが出来るので、花を長く咲かせたいという人にもおすすめですし、お世話も難しくないので、ガーデニング初心者でも大丈夫です。あまり水をやりすぎるよりも、乾燥気味に育てたほうが元気に育ちますし、色鮮やかな花を咲かせるのでいろんな色のゼラニウムを揃えて並べたり、寄せ植えにしてもきれいでしょう。
現在はベルゴニウム属
ゼラニウムは、以前ゼラニウム属に分類されていたためにその名で呼ばれますが実は現在はゼラニウム属ではなくベラルゴニウム属に分類されています。名前の由来となっているのはギリシャ語で「鶴」を意味するゼラノスという言葉になります。これは花が咲いた後に鶴のくちばしにそっくりの実がなることからその名がついたと言われています。
アロマにも使われる
ゼラニウムは独特の香りを持ち、アロマにも使われています。ローズに似た香りであることから、ローズゼラニウムと呼ばれることも。アロマとして使うと、自律神経のバランスを調整して情緒不安定や更年期障害を緩和したり、ホルモンの分泌をスムーズにすることで生理痛やPMSといった女性特有の症状の改善、皮脂のバランスを整えることで美肌効果などもあるとされています。また、防虫効果があることでも知られているほか、ヨーロッパでは古くから悪霊を退散させる花として、家の周囲に植える習慣がありました。現在でも窓辺にゼラニウムを飾る家が多いのは、そういった習慣が残っているためだと言われています。
ゼラニウムの花言葉は
ゼラニウムの花言葉は、愛情・尊敬・信頼です。古くから薬草としても使われていたゼラニウムは、人々からの信頼を集めていました。品のあるゼラニウムの姿にも合っている花言葉です。
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