秋を感じさせるワレモコウ(吾亦紅、吾木香)

ワレモコウの花 吾亦紅 吾木香

アジア地域に原生する品種

日本や朝鮮半島、シベリアや中国などのアジア地域に広く原産しているワレモコウは、夏から秋にかけて開花する植物で、花を咲かせると1週間程度花持ちが良いという特徴があります。茶色の綿帽子のような花はドライフラワーにもよく登場するため、名前と花名は一致しないけれど見たことはあるという人は多いかもしれませんね。

ワレモコウの由来

この植物がワレモコウとネーミングされた背景にはいくつかの説があり、花だけでなく茎や葉にも香りがついていることから「吾木香」と名付けられたという説や、花自身が「我も紅(私も赤い花をつけます)」と言ったためにそのように名付けられたという説などがあります。花というと美しい花びらを持つ品種をイメージする人が多いのですが、ワレモコウの場合には、赤茶色の花びらのように見える部分は実は花びらではなくガクの部分が変化したもので、実際の花弁は長い歴史の中で退化してしまい、ついていません。

薬効があります

ワレモコウには、「変化」とか「物思い」という花言葉があります。これは、この花が上から下に向かって順番に先へ進むという特徴に由来したもので、ほかの品種のように思い思いに咲くのとは明らかに異なる「変化」があるという意味でつけられています。また、「物思い」という花言葉についてはワレモコウが開花する時期と関係があり、夏を終えて秋という季節が到来したことを思わせるような雰囲気を持っているという点や、細長い茎が秋風に吹かれてススキのようになびく姿が秋を感じさせるという点などに由来しているようです。ちなみにワレモコウには止血作用という薬効がありますが、薬効に由来した花言葉などはありません。

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